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ディスククローンに対応済のEaseUS Partition Masterのレビュー

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今回EaseUS Partition Masterを試用することができったので、紹介します。

EaseUS Partition Masterは、パーティションを管理するツールとしては、メジャーなソフトの一つで、非常に高機能なソフトです。

EaseUS Partition Masterのダウンロードはこちらからできます。

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EaseUS Partition Masterで、できること

Partition Masterは、非常に多機能なソフトであり、すべてを紹介することはできませんが、主な機能には、下記のようなものがあります。

  • パーティションの拡張・縮小
  • パーティションの作成と削除
  • パーティションの結合
  • パーティションの分割
  • パーティションのワイプ
  • MBRとGPTを双方向で変換
  • ダイナミックディスクとベーシックディスクを相互変換
  • ディスク・パーティションのクローン

パーティションやディスク関連の操作は、windowsの標準機能でできるものも多いのですが、問題は中身のデータが消えてしまうことです。

Partition Masterを使うと、データを保持したまま操作が行えるのが、最大の利点です。

また操作が簡単になるのも利点です。

MBRとGPT、ダイナミックディスクとベーシックディスクは少し説明が必要かと思いますので、簡単に解説します。

MBRとGPTの違いは

MBR(Master Boot Record)は、Windows以前のMS-DOS時代から使われてきたディスクの管理方法で、すべてのOSに対応しています。
一方、GPT(GUID Partition Table)は、windows Vista以降のwindowsで採用された管理方式で、比較的新しい管理方式です。

分かりやすい違いとして、MBRは2TBまでという制限があり、GPTは容量の制限がないこと、使用できるパーティションの数が、4個と128個という違いがあります。

またwindows11のインストールディスクは、GPTでなければなりません。

MBRからGPTへの変更は、WIndowsのツールで変換できますが、すべてのデータが消えてしまいます。

EaseUS Partition Masterを使うと、データを残したまま、MBRとGPTを双方向で自由に変換することができます。

MBRGPT
最大ディスク容量2TB無制限
パーティションの数4個128個
対応OS全てVista以降64bitOS

ダイナミックディスクとベーシックディスクとは

ベーシックディスクとは、昔からあるもので、HDDやSSDは単体で管理され、その中にパーティションを作成して使用します。
それに対して、ダイナミックディスクは、windows2000で導入された、より新しい方式で、ダイナミックボリュームと呼ばれる特殊な種類のボリュームを利用します。複数のダイナミックディスクを単独ではなく、ひとつのディスク領域として管理します。
例えば、2台の2TBハードディスクがある場合、ベーシックディスクであれば、それぞれのハードディスクの中に、パーティションを作成します。しかし、ダイナミックディスクであれば、例えば、2台まとめて2TBのパーティションを作成したり、1.5TB と0.5TBのパーティションに分割したりと、より柔軟性の高い運用が可能になります。

ディスク2とディスク3にまたがって、Dドライブを設定した例

ダイナミックディスクには、シンプル、スパン、ストライプ、ミラー、RAID-5の5つの異なるボリュームタイプがあり、設定によっては、冗長性を持たせ、ハードディスクの故障によるデータ消失の確立を減らすこともできます。
ただし現在マイクロソフトは、ダイナミックディスクを非推奨としています。理由はトラブル時の復旧の難しさです。自信のない方は、使用しない方がいいでしょう。
なおベーシックディスクから、ダイナミックディスクへの変更は、windowsのディスク管理ツールで可能ですが、ダイナミックディスクからベーシックディスクに戻す場合は、データを全て削除しないとできません。
しかしEaseUS Partition Masterを使うと、ベーシックディスクとダイナミックディスクを、データの損失なしに、自由に変更することが可能です。

EaseUS Partition Masterの使い方

実際にEaseUS Partition Masterを使ってみましたので、簡単に操作方法を紹介します。

パーティションを操作しても、基本的に中のデータをそのまま残っていますので、安心です。

パーティションの拡張・縮小(サイズ変更)

EaseUS Partition Masterを使うと、簡単にパーティションのサイズを変更することができます。

①サイズを変更したいパーティションを選択し、左のメニューより、「サイズ調整/移動」をクリックする。

②スライダーで希望のサイズに変更するか、数字で入力し、「OK」をクリックする。

③右下の「1個のタスクを実行」をクリックする。

EaseUS Partition Masterでは、ディスクやパーティションを変更する場合、必ず最後に、タスクを実行する必要があります。

これで、ジョブが実行され、パーティションが希望のサイズに変更されます。

パーティションの作成

ディスクの空き領域に、新規にパーティションを作成してみます。

①パーティションを作成したいディスクの空き領域を選択し、右のメニューより、「作成」をクリックします。

 

②作成するパーティションのサイズ指定します。

③タスクを実行

これでしばらく待つと、新規のパーティションが作成されます。

パーティションの結合

パーティションの結合をしてみます。

①結合したいパーティションの残す方選択肢、右側のメニューより、「マージ」をクリックします。

②結合したいパーティションにチェックを入れ、OKをクリックします。

③タスクを実行します。

しばらく待っていると、パーティションの結合が修了します。

結合され消滅したパーティションのデータは、下図のように、結合後のパーティションのフォルダーの中に移されています。

ハードディスクやSSDを完全に初期化する

パソコンのSSDを換装した後のディスクを再利用したり、友人に譲るなど、ハードディスクやSSDを完全に初期化したいことがあります。

windowsの標準のツールを使ってもできるのですが、EaseUS Partition Masterを使うと簡単に初期化することができます。

以下の例では、3つのパーティションに分割されたディスクを初期化します。

①初期化したいディスクを選択し、メニューより「すべてを削除」をクリックします。確認メッセージが表示されますので、OKをクリックします。

②処理が終わると、ディスクが未割当の状態になります。この状態で、ディスクを選択し、右のメニューから「作成」をクリックします。す。

③パーティションサイズの指定メニューがでますので、希望のサイズを入力するか、スライダーで指定し、「OK}をクリックします。

今回は、ディスク全体に1つのパーティションを作成します。

④処理が終わるとパーティションが作成されています。

自分で使うのであれば、このまま使用して問題ないと思いますが、他人に譲渡するなどの場合は、右のメニューより、「ワイプ」を行うと、データの上書きが行われ、元のデータが復元しにくくなります。なお上書き回数は、指定できます。

ハードディスクやSSDを完全に初期化する方法については、こちらのページも参考になります。

MBRからGPTへ変換

左側メニューのディスクの変換メニューをクリックすると、MBR/GPT、ダイナミックディスク/ベーシックディスクの変換のメニューがあります。

ここでは、MBRのドライブをGPTに変換してみます。

①「MBRからGPTへ変換」をチェックし、「次へ」をクリックする。

②変換したいディスクを選択し、「変換」をクリックする。

これで、MBRからGPTへの変換がおこなわれます。

GPTからMBRへの変換も同様に行えます。

ベーシックディスクからダイナミックディスクへの変換

①ディスクの変換メニューの「ベーシックからダイナミックに変換」をチェックし、、「次へ」をクリックする。

②変換したいディスクを選択し、「変換」をクリックする。

これでベーシックディスクからダイナミックディスクの変換がおこなわれます。

またEaseUS Partition Masterを使うと、逆にダイナミックディスクからベーシックディスクへの変換も、データの消失なしに、変換することができます。

ダイナミックディスクのパーティション設定例

ダイナミックディスクに、ディスクにまたがったパーティションを作成してみます。

例では、ディスク2とディスク3がダイナミックディスクです。

ディスク2に設定したパーティション(Dドライブ)をディスク3の未割当領域に拡張します。つまりDドライブは、ディスク2の容量より大きくなります。

①拡張したいパーティション(Dドライブ)を選択し、左のメニューより、「サイズ調整/移動」をクリックします。

②スライダー又は数字を入力して、希望のパーティションのサイズを設定し、「OK」をクリックします。

ベーシックディスクの場合、ファイルの拡張限界は、そのディスクの最大値となりますが、ダイナミックディスクの場合は、他のディスクに空きがあれば、その部分にも拡張可能です。

今回の例では、ディスク3に未割り当てがありますので、その部分を含めて拡張しました。

実行の結果ですが、ディスク2とディスク3にDドライブがあるのがわかると思います。

Dドライブは、ディスク2とディスク3にまたがっていますが、データの割り振りは、システムで管理しており、ユーザーは意識する必要はありません。

ディスクのクローン

EaseUS Partition Masterには、ディスクやパーティションのクローンを作る機能もあります。

ディスクのクローンは、ハードディスクやSSDを換装する際によく使います。

使い方はシンプルです。

①ディスククローンのメニューより、OSディスクのクローンを選択します。

②クローン先を選択します。

クローン先に指定できるディスクは、システムディスク(Cドライブ)の使用データより、大きいディスクが必要です。

③確認画面になりますので、よければ開始します。クローン先のデータは完全に削除されますので、注意してください。

別記事で紹介したEaseUS Todo Backupにもクローン機能がありますので、そちらもご覧ください。

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最後に

今回EaseUS Partition Masterを紹介した。

ディスク関連の操作は、windows標準のディスクの管理や、Diskpartコマンドで、行えるものも多いが、EaseUS Partition Masterの方が、直観的に、かつ簡単に操作できる。

またwindows標準のツールでは、データが消えてしまうことがあります。EaseUS Partition Masterを使うと、データを残したままで、各種の変更ができるので、非常に便利です。

よくあるケースとして、システムのCドライブが使っているうちに、一杯になってくるということがあります。そういった場合に、他のドライブの空き容量をCドライブに持ってくるということもできます。

このようなツールは一つ持っておくと便利です。

EaseUS Partition Masterは、試用版があります。試用版には、制限がありますが、パーティションのサイズ変更など、基本的なパーティション操作は行えますので、試してみるといいでしょう。

EaseUS Partition Masterのダウンロードは、こちら

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