シャープのAQUOS wish2 A204SHを購入したので、レビューします。
今回AQUOS wish2は、親の使用しているかんたんスマホ2が非常に重いとのことで、ワイモバイルの機種変更で、安く購入できたので、置き換えの為です。
結論から言うと、昨年のモデルではありますが、snapdragon695と本来ミドルクラスに搭載されるSocを搭載しており、5G、おサイフケータイ、防水と一通りの機能を持っており、エントリーモデルとしては、必要十分な性能を持っています。
現在ワイモバイルショップで購入すると、乗り換え(MNP)で1円と非常に安くなっています。
この価格であれば、非常にコストパフォーマンスがいいと思います。
AQUOS wish2 基本スペック
AQUOS wish2の基本スペックは、下記の通りです。
ディスプレイ | 約5.7インチTFT HD+ |
CPU | Snapdragon® 695 5G Mobile Platform(オクタコア) 2.2GHz+1.8GHz |
ROM | 64GB |
RAM | 4GB |
カメラ | [メイン]約1,300万画素 [サブ]約800万画素 |
OS | Android™ 13 |
マイクロSDカード | 最大1TB |
バッテリー容量 | 3,730mAh |
おサイフケータイ | 〇 |
防水 | IPX5,IPX7 / IP6X |
生体認証 | 指紋認証 |
対応SIM | nonoSIM/eSIM (DSDV) |
サイズ | 約W71×H147×D8.9mm |
重量 | 約162g |
発売日 | 2022年6月23日発売 |
開梱レビュー
最近の日本製スマホでは、一般的ですが、パッケージの中に、本体、簡単な説明書と、試供品として、USB-AとUSB-Cの変換アダプターが含まれています。
外観レビュー
バスタブ構造になっており、背面と側面は、再生プラスティックを使用しています。プラスティックといっても、強度は確保しており、米軍のMIL規格準拠の耐衝撃性を確保しています。
触った感じは、マットな質感で、安っぽい感じはしません。
左側面には、nanoSimカードとマイクロSDカードをセットするトレーのスロットがあります。トレーの挿入、取り外しは、爪で引っ掛ける感じで行え、ピン等は必要ありません。
右側面には、上からボリューム、Googleアシスタントキー、電源ボタン、指紋センサーが配置されています。
Googleアシスタントキーは、Sharp製のアシスタントソフト「エモパー」の起動用に設定したり、無効化することもできます。
液晶面は、上部に、カメラ用のパンチホールが開いています。液晶は、エントリーモデルということで、シャープお得意のIGZO液晶ではなく、TFT液晶ですが、視認性は悪くなく、描画もきれいです。
ベンチマーク
Antutuベンチマークのスコアは、36万点。
エントリーモデルでありながら、通常ミドルクラスに搭載されるSnapdragon 695を搭載しており、重いゲームなどをしなければ、十分実用的な性能だと言えます。
使用レビュー
携帯性は良好
5.7インチ液晶ということで、最近のスマホの中では、小ぶりで、ホールドしやすく、片手で操作するにも便利です。
驚いたのは、その軽さ。重量は162g。
筆者がメインで使用しているPixel 6aで、重量178gですが、実際持ってみると、非常に軽く感じます。16gの差は感覚的には、かなり大きいです。
操作感は良好
アプリを入れて、1日いじったりしてみましたが、ストレスを感じることはありませんでした。
ネットでは、スクロールが遅いという話がありますが、筆者が触った限りでは、それほど遅いという感じはありませんでした。Android13にバージョンアップすると改善するという話もあるので、そのせいかもしれません。
液晶は、意外ときれい
Sharpのミドルクラス以上はIGZO液晶を搭載していますが、Aquos wish2は、エントリークラスの位置づけなので、通常のTFT液晶を搭載しています。また解像度もHD+と狭くなっています。
さすがにIGZO液晶は、有機ELディスプレーと見比べると、画質は劣ります。しかし、Aquos wish2を使っていると、全く気になりません。TFTにしては、かなりきれいだと思います。
カメラは、それなりの性能
Aquos wish2は、1カメラ構成となっており、約1,300万画素となっています。
実際撮影してみると、明るいところでは、結構きれいに映りますが、夜景や暗めのところでは、今一つという感想です。エントリーモデルですので、カメラは割り切ったという感じです。
写真撮影を重視する人は、別のモデルを選んだ方がいいでしょう。
シニア向けスマホとして
Aquos Wish2はシニア向けの機能を持っています。
通常のアンドロイドのホーム画面の他に、「かんたんホーム」という画面もあり、スマートフォンになれていない高齢者向けの画面も用意されています。アプリアイコンがタイル状に大きく表示されるだけでなく、よく電話する人を登録できたり、タッチ感度を調整できたり、スマホになれていないシニアにも使いやすい設定ができるようになっています。
ワイモバイルについて
ワイモバイルとは
ワイモバイルは、ソフトバンクのセカンドブランドの位置付けの携帯ブランドで、過去は別会社でしたが、現在は、同じ会社となっています。
ソフトバンクの回線を利用しており、ソフトバンクより低料金に設定されており、非公開ですが、多少の帯域制限等がある可能性はありますが、実際使用していて、ソフトバンク回線との差は感じません。
他のMVNO(格安SIM)では平日昼間に極端に速度が落ちたりしますが、ワイモバイルは、そのようなことはありません。
ワイモバイルの料金
通信量 | 基本利用金 | 割引後※ | |
シンプル2S | 4GB | 2365円 | 980円 |
シンプル2M | 20GB | 4015円 | 1980円 |
シンプル2L | 30GB | 5115円 | 2980円 |
月1GB 以下の場合 | 980円 |
※割引後は、光セット、paypayカード割り適用後
家族割引サービス
ワイモバイルは家族割引が充実しています。
家族で加入なら、2回戦目以降毎月1100円割引。
ワイモバイルの家族割りは、同居していなくても、血縁関係が証明できれば、適用されます。
同性の場合、本人確認書類だけで、適用となります。
別性の場合、戸籍謄本等の証明書類が必要となります。
血縁の範囲については、記載がないのですが、筆者の場合、兄が主回線で、筆者が子回線、両親も子回線となっており、範囲は広いのではないでしょうか。
家族割引適用後 | 通信量 | 基本利用金 |
シンプル2S | 4GB | 1365円 |
シンプル2M | 20GB | 2945円 |
シンプル2L | 30GB | 4015円 |
ワイモバイル特典
ワイモバイル加入者は、ヤフープレミアムとなり、ヤフープレミアムの特典として、ヤフーバックアップや、ヤフーショッピングが常に7%ポイントバック等になります。
まとめ
aquos wish2は、エントリーモデルとしては、非常にコストパフォーマンスが高い。
スマホに慣れていない高齢者にも向いている。
ワイモバイルは、一般の格安SIM(MVNO)に比べ、通信速度が速く、単独では、格安SIMとしては高めだが、家族割りを利用できれれば、安く利用できます。
ワイモバイルは、エントリーモデルをたびたび安く販売しており、おすすめです。
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