XPS13 Plusの購入を検討している方へ
XPS13PLUSを購入する場合は、どこで買うのがいいのか、カスタマイズできる仕様と筆者のおすすめ構成を解説します。
DELL XPS13 Plusを購入できるところは
DELL XPS13 Plusは、DELL公式サイトの他に、量販店の一部、楽天市場、AmazonのDell公式サイトから購入することもできます。
ショッピングサイトから購入するとポイントが貯まる、あるいは使用できるという利点がありますが、2機種程度の決まった組み合わせの商品しか購入できません。好みの仕様があれば、こういったサイトから購入するというのも、ありだと思います。
細かく仕様をカスタマイズできるのは、公式サイトだけです。
DELL公式サイトの納期と即納モデル
DELL公式サイトの納期は、通常2~3週間です。
これは、Dellの公式サイトで購入すると、受注生産となり、海外の工場で、注文に従って生産し、日本まで送られるからです。
納期は、部品の在庫状況などに影響されますので、カスタマイズの内容や、注文のタイミングによっても異なります。
納期の目安は、カスタマイズ時にわかります。最終のデリバリーは注文・決済後、生産計画が確定したタイミングで、メールで送られてきます。経験的には、Dellの場合、納期は遅くなることはあっても早くなることはめったにありませんので、気長に待ちましょう。
早く欲しい場合は、即納モデルと言って、カスタマイズできる項目が限定されますが、最短翌日発送できるものもあります。
すぐ入手したい場合は、即納モデルから選ぶ方がいいと思います。
カスタマイズできる仕様は
XPS13 PLUSは、公式サイトから購入する場合、カラー、ディスプレー、CPU、SSD、メモリーなどの細かいカスタマイズが可能です。
赤字は即納モデルで選べる構成です。
カラー | グラファイト | プラチナシルバー | |
CPU | 12世代インテル Core i5-1240P | 12世代インテル Core i7-1260P | |
OS | Windows11 home | Windows11 Pro | Windows11 home/Pro 英語版 |
メモリー | LPDDR5 5200MHz 16GB | LPDDR5 5200MHz 32GB | |
SSD | 512GB M.2 PCIe Gen4 Nvme SSD | 1TB M.2 PCIe Gen4 Nvme SSD | 2TB M.2 PCIe Gen4 Nvme SSD |
ディスプレイ | 13.4 FHD+(1920 x 1200) 非光沢ディスプレイ | 13.4OLED 3.5K(3456x2160) タッチ 反射防止ディスプレイ | 13.4 UHD+ (3840 x 2400) フレームレス タッチ 反射防止ディスプレイ |
カスタマイズのポイントは下記の通りです。
カラー
カラーは、グラファイトとプラチナシルバーが選択できます。
今回筆者が試用したのは、グラファイトです。メタリック感のある黒といった感じの色ですが、個人的にはプラチナシルバーより、高級感があるように思います。
ただし楽天市場などで販売されているモデルおよびDELL公式サイトの即納モデルは、プラチナシルバーのみです。
ディスプレー
ディスプレーは、FHD+ (1920 x 1200)、OLED 3.5K (3456×2160)タッチパネル、UHD+ (3840 x 2400) タッチパネルの3種類があります。
筆者は個人的には、OLED 3.5K (3456×2160)が、一番バランスがいいように思います。
ただ予算を抑えるなら、FHD+ (1920 x 1200)を選ぶというのも、ありだと思います。価格差は、約3万円ありますので。
即納モデルは、FHD+ (1920 x 1200)、OLED 3.5K (3456×2160)の2種類の選択しかできません。
CPU
第12世代のCore-i5とi7が選べます。
動画編集などの重い処理をせず、Officeソフトの利用程度であれば、i5でも十分だと思います。
ただせっかくのハイエンドモバイルノート、長く使うことを考えると、i7の方がおすすめです。
ここは予算と相談でしょうか?
即納モデルは、i7モデルのみです。
SSD
512GB、1TB、2TBの3つのSSDが選択できます。
使い方にもよると思いますが、音楽や動画などの大きいデータを入れないなら512GB。大きいデータを入れておきたければ、1TBとなるのではないでしょうか?
2TBを選択すると、かなり価格が高くなりますし、モバイル用途で2TBまでは必要ないように思います。
1TBを選択しておけば、困ることはそれほどないと思います。
正直に言えば、メーカーのカスタマイズで、大きいSSDを選択すると、価格が高くなります。
筐体を開ける自信があればですが、最も小さい512GBを選択して、足りないようであれば、Amazon等でSSDを購入し、SSDを交換する方が、トータルでは、安くなります。
例えば、Crucial P5 Plus 1TBを例に挙げると、Amazon等で、12000円ほどで購入できます。
Dellのカスタマイズでは、512GB SSDと1TB SSDの差額は、約17000円ですので、512GBモデルを購入し、SSDを別途購入して、換装すると、約5000円ほど安くなります。(2023年2月21日現在)
もともと内蔵していた512GB SSDをオークション等で売却すれば、更に差は広がります。
もっともSSD交換のためには、筐体を開けて、データのクローンを作ったりと、手間がかかりますので、コストをどうしても抑えたい方以外は、あまりおすすめしません。
なおDELLの場合、サービスマニュアルが公開されており、写真付きで、分解とSSD交換の方法が説明されています。
分解にはプラスドライバの他にトルクス5番(T5)ドライバが、必要です。
なお即納モデルでは、512GB、1TBの選択となります。
メモリー
メモリーは、16GBか32GBの2種類
XPS13PLUSのメモリーはオンボードで基盤に取り付けられています。後で交換はできません。
一般的に、メモリーは、多いにこしたことはありません。
ただ動画編集などをしない限り、16GBあれば、大体の用途では、問題ないと思います。
筆者であれば、16GBを選ぶでしょう。
なお即納モデルは、16GBとなります。
XPS13Plus 筆者おすすめの構成
即納モデルで選ぶなら
カラー | グラファイト | プラチナシルバー | |
CPU | 12世代インテル Core i5-1240P | 12世代インテル Core i7-1260P | |
OS | Windows11 home | Windows11 Pro | Windows11 home/Pro 英語版 |
メモリー | LPDDR5 5200MHz 16GB | LPDDR5 5200MHz 32GB | |
SSD | 512GB M.2 PCIe Gen4 Nvme SSD | 1TB M.2 PCIe Gen4 Nvme SSD | 2TB M.2 PCIe Gen4 Nvme SSD |
ディスプレイ | 13.4 FHD+(1920 x 1200) 非光沢ディスプレイ | 13.4OLED 3.5K(3456x2160) タッチ 反射防止ディスプレイ | 13.4 UHD+ (3840 x 2400) フレームレス タッチ 反射防止ディスプレイ |
2023年2月21日現在、この仕様で247,981円(税込み、送料込み)となります。
2~3週間の納期が待てるなら
上記構成から、カラーをグラファイトに変更すると思います。
その場合価格は、259,009円(税込み、送料込み)となります。(2023年2月21日現在)
プラチナシルバーより、グラファイトは価格が高くなりますが、その価値はあると思います。
最安の構成で組むなら
コストをどうしても抑えたいという場合は、最低価格の構成は、Core i5、SSD 516GB、メモリー16GB、FHD+ディスプレイ、カラーはプラチナシルバーを選択して、202,980円(税込み、送料込み)となっています。
この構成でも、一般的な用途には十分な性能だと思います。
なお価格は、週に1回程度の頻度で更新されていますので、参考程度と考えてください。
まとめ
すぐ欲しいのであれば、即納モデルから選ぶのが最善です。
待つことができるのであれば、フルカスタマイズを選ぶことができます。
上述したように、一般的な用途には、即納モデルで選べる仕様で、十分だと思います。
ただし、カラーが、プラチナシルバーしか選択できません。グラファイトが欲しければ、通常の納期になります。カラー変更だけであれば、1~2週間のようです。(2023年2月21日現在)
筆者なら、グラファイトを選びたいところです。
グラファイトは、高級感があって、いい色だと思いますよ。
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