今回、mnpで、auのGoogleのPixel6aを購入したので、レビューします。
結論から言うと、5万円台のミドル機として、極めてコストパフォーマンスが高い機種だと思います。
Google Pixel6aとは
Pixel6aは、Pixel6の廉価版の位置づけで、Googleのラインナップでは下位機種の位置づけです。
ただCPUは上位機種と同じTensorで、画面サイズ、カメラ、ROM、ワイヤレス充電(Qi)がないなどで、差別化されています。
廉価版ではあるが、本体デザインにチープ感はない
カラーバリエーションは、Chacoal、Chalk、Sageの3色。
それぞれ黒、白、緑と言った感じでしょうか。
筆者はChacoal(黒)を購入しましたが、Sage(緑)もいい色でした。
表示部は、Corning® Gorilla® Glass 3でカバーされた 6.0インチOLEDで、非常にきれいです。
背面は、ガラスでコーティングされています。デザイン的にはPixel6,Pixel6 Proと同様、カメラが棒状に配置され、でっぱりがあります。ただPixel6,Pixel6 Proよりでっぱりは小さくなっています。
同梱品はシンプル
最近のスマートフォンは、みんな同じですが、内容物はシンプル。
内容物は、本体とUSB-C – USD-Cのケーブル一本 USB-AからUSB-cに変換するアダプター、simカード取り出し用のピンです。
動作は軽快
筆者がそれまで使用していたのは、ソニーのXperia 10Ⅲliteです。Xperia 10ⅢliteはSnapdragon690を搭載したミドルクラスのスマホです。
価格帯的には、同レベルの商品ですが、動作速度は、Pixel6aの方が、明らかに軽快です。
Antutuベンチマークを計測すると、スコアは661029でした。
ネットで見ると、75万くらいの計測値がでていますが、そこまではでていません。直前にOSをアップデートしてandroid13にしたせいかもしれません。
いずれにせよ、ミドルエンドというより、ハイエンドに近い性能がでていると思います。
参考ですが、Xperia 10Ⅲliteのスコアは、30万なので、Pixel6aは倍以上の性能です。
通常の使用では、Xperia 10Ⅲliteで遅いと思ったことはないですが、Pixel6aを方が、はるかにパワフルなこと、わかります。
特にGPUが3倍以上あり、ゲームなどをする時は、かなり違いがでます。
カメラ機能
Pixel6aのカメラは12.2メガ画素の広角カメラと12.2メガ画素のウルトラワイドカメラと、スペック的には、標準と言えるものです。しかし、実際に撮影してみると、処理が優れているのか、ハイエンドに匹敵するいい写真が撮れます。
ちなみに、Xperia 10Ⅲliteのカメラは、それなりのもので、Pixel6aとは比較になりません。
Pixel専用の機能のレビュー
Pixel6aだけで3はなく、Pixel6シリーズには、専用の機能があります。
その機能のいくつかを簡単に紹介します。
消しゴムマジック
CMでフィーチャーされていた機能です。
撮影した画像に移りこんだ必要がない部分をスマホ上で消す機能です。
使い方は、消したい部分を選択するだけ。これで要らないものを消し、背景をなじませ、元からなかったかのように編集することができます。
Photoshopなどのソフトを使えば、同じことをもっと綺麗にできますが、これをスマホ上で簡単にできるのが、ウリです。
リアルタイム翻訳(通訳モード)
ポケトーク等の言語翻訳専用機がありますが、このような言語翻訳機能がPixel6aにおも内蔵されています。
デフォルトで。有効となっていますので、「OK google」で、Google アシスタントを起動し、「通訳モード」と言うと起動します。
現状は英語をはじめ45言語に対応しているようです。英語で試したところ、かなり正確に翻訳されており。実用的な機能だと思います。
リアルタイム文字起こし
標準搭載のレコーダーアプリを起動すると、会話をリアルタイムで文字にしてくれます。またレコーダーで録音した音声の文字起こしをしてくれます。
試したところでは、文字起こしの精度はかなり高いようです。
個人的には、会議の議事録を作ったりする時に、重宝しそうだと思います。
Pixel6aの良い点
・上位機種と同じGoogle Tensorを搭載し、基本性能が高い。
・カメラ性能がよい
・androidの開発企業であるGoogleのスマホなので、アップデートが早く、さらに5年間のセキュリティアップデートが保証されており、長く使える。
・おサイフケータイ(FeliCa)を搭載している。
・6インチのOLEDを搭載しており、画質が綺麗
・au、ソフトバンクなどのキャリアで買ってもSimフリーで、主要なバンドに対応しているので、国内どこのキャリアでも使える。
・nonoSIMとeSIMのデュアルSIM構成
Pixel6aの良くない点
・microSDカードスロットがない。
・Pixel6aのストレージは128Gだが、256G版が選択できれば、なおいい。
・イヤホン端子がない。
なぜかデフォルトで、電源ボタン長押しで、Googleアシスタントが起動される設定になっており、最初とまどいました。これは設定で、通常と同じ長押しでシャットダウン、再起動ができるように変更できました。
どこで買うか
Pixel6aは、現状au、ソフトバンクといったキャリアとGoogleのサイトから購入できます。
どこで買っても、基本的に同じモデルで、au等のロゴが入ることはありません。
au | 53,270円 |
ソフトバンク | 67.680円 |
Googleストアト | 53,900円 |
10月14日付け オンラインショップの値段
ソフトバンクは少し値段が高くなっていますが、auとgoogleストアは同じくらい価格になっています。
ただし、au、ソフトバンクといったキャリアは、新規やmnp(乗り換え)といった回線契約を入れれば、この料金から割引されます。
キャリアを変更するのか、機種変更なのか、新規契約なのかといった条件でどこで購入するのがお得かが決まります。
回線の縛り無しで、本体を購入するのであれば、Googleストア又は一般の販売店から購入するといいでしょう。楽天市場、Amazon、Yahooショッピングなどでも販売されており、Googleストアより安い価格で買えるようです。
結論
ハイエンドスマホに迫る性能で、非常にコストパフォーマンスが高い。5万円台のミドル価格帯では、他モデルを圧倒する、一番のおすすめです。
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