PRIOLITY PASSというサービスをご存知でしょうか?
PRIOLITY PASSは、世界中の多くの空港のラウンジと提携しており、会員は、そのラウンジを自由に使えます。
筆者も長年愛用してますが、旅行や出張の多い方には、非常に便利なサービスですので、簡単に紹介しておきます。
PRIOLITY PASSの概要
PRIOLITY PASSは、イギリスに本拠置くサービスです。
全世界148か国、600以上の都市の1300以上の空港ラウンジと提携しており、会員は、提携空港ラウンジを自由に利用することができます。
利用できる空港ラウンジはこちらをご覧ください。
ビジネスクラスやファーストクラスを利用する時は、空港ラウンジが利用できますが、エコノミーで旅行する場合は、ラウンジの利用ができませんので、搭乗までの待ち時間を過ごすのは結構大変です。
例えエコノミークラスの利用であっても、PRIOLITY PASSの会員なら、提携の空港ラウンジで、搭乗時間ギリギリまで、飲み物や軽食を楽しみながら、のんびり過ごすことができます。
ラウンジで提供されるサービスは、施設によって異なりますが、寛げるソファ、wifi、ビジネスセンター、シャワー設備、飲み物や軽食のサービスなど、航空会社のビジネスクラスラウンジとほぼ同じ内容になります。
言い換えるならば、PRIOLITY PASSは、エコノミークラスで旅行する人に、ビジネスクラスと同等の空港ラウンジサービスを提供するサービスと言えます。
クレジットカードのゴールドカードラウンジとの違い
クレジットカードのゴールドカード会員には、空港で利用できるラウンジが提供されてることがあります。しかし、クレジットカードラウンジは、通常出国前のエリアに置かれています。そのため出国審査にかかる時間等を考えて、余裕を持って、ラウンジを出る必要があります。
ところがPRIOLITY PASSで利用できるラウンジの多くは、出国審査後の搭乗口近くにあり、搭乗時間ギリギリまで寛ぐことができます。
またカード会社の提供する空港ラウンジは、多くの場合、成田等の日本国内にしか置かれておらず、経由地や目的地では、利用できるラウンジはありません。
つまり、ゴールドカードに付属する空港ラウンジサービスと、PRIOLITY PASSのサービスでは、大きな差があるわけです。
そのため、プラチナカード等の上級クレジットカードには付帯サービスとして、PRIOLITY PASSが提供される場合が多くなっています。
PRIOLITY PASSの会員種別は、3種類
PRIOLITY PASSの会員には、スタンダード/スタンダードプラス/プレステージの3種類があります。
旅行の頻度に応じて、スタンダードプラス又はプレステージを選択するのが一般的です。
スタンダード
年会費 99ドル
旅行頻度の少ない人向け
ラウンジ利用は、有料(1回32ドル)
スタンダードプラス
年会費 299ドル」
定期的に旅行する人向け
ラウンジ利用は、10回まで無料
11回目から有料(1回32ドル)
プレステージ
年会費 429ドル
頻繁に旅行する人向け
ラウンジ利用は、無料
まとめ
PRIOLITY PASSは、旅行や出張で海外によく行く方は、空港ラウンジを提供する、便利なサービスです。
PRIOLITY PASSは、全世界148か国、600以上の都市の国際空港に利用できる空港ラウンジがあり、旅行、出張で利用する空港はほぼ含まれている。
PRIOLITY PASSには3種類の会員資格があり、ニーズに応じて選べる。
プラチナ以上の上級のクレジットカードには、PRIOLITY PASSが付帯サービスとしてついていることがある。
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