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格安SIM IIJmioの紹介レビュー

IIJmio(アイアイジェイミオ)は、日本の老舗インターネットサービスプロバイダーであるIIJが提供するMVNOサービスです。コストパフォーマンスに優れ、ユーザーのニーズに応じた多彩なプランを提供しており、通信品質やサポートの面でも高い評価を得ています。本記事では、IIJmioの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説し、選ぶ際のポイントをお伝えします。

IIJmioとは?

インターネットの草分け企業IIJの運営する格安SIM会社です。
ドコモ、auから回線を借りたMVNOで、MVNOとしての歴史が長く、MVNOとしては、比較的速度が安定しているという評価で、MVNOの中でのシェアは常に上位に位置しています。

出典:MMD研究所(2024年2月)

なおトップのOCNモバイルONEは、NTT系の会社ですが、既に募集を停止しています。

IIJmioの良いところ

料金が安い

IIJmioは、最安とはいわないまでも、料金が安く、プランが細かく設定されており、ライトユーザーから、ヘビーユーザーまで最適なプランを安く契約することができます。

サービスがが比較的安定的

IIIJは、インターネット初期からプロバイダーとしての実績があり、IIJmioは、MVNOが始まった時からある老舗サービスで、MVNOの中では、サービス水準が安定しているのが特徴です。

MVNO全般に言えることですが、平日お昼などのピークタイムは、速度が極端に落ちる傾向があります。それでもIIJmioは、MVNOの中では比較的安定した速度がでる傾向があります。

通話料が安い

IIJmioの国内通話料は、11円/30秒と他の会社の半額と安価に設定されています。

IIJmioと言えば、ip電話の「みおふぉん」で通話料が半額になるというサービスでしたが、現在は、通常の通話料が引き下げられています。

国内通話料
IIJmio11円/30秒IIJmio公式ページに行く
irumo22円/30秒irumo公式サイトはこちら
ワイモバイル22円/30秒ワイモバイルオンラインショップに行く
楽天モバイル22円/30秒(アプリ経由は無料)楽天モバイル公式ショップに行く
mineo22円/30秒mineo公式ページに行く

IIJmio公式サイトに行く

 

余ったギガは翌月に繰り越しできる

契約しているデータ量を使用しなかった場合、残データ容量が、翌月に繰り越されます。繰り越しは翌月のみです。

低速モードに切替できる

IIJmioは、アプリで低速モードと高速モードを切り替えることができます。高速モードは、ベストエフォートですが、通常の定格通りの通信で、低速モードは、最大300kbps​に制限させれたモードです。低速モードのメリットは、通信量がギガにカウントされないことです。

低速モードでは、動画を見たりと言った通信速度を必要とするサービスは困難ですが、SNSをチェックしたりといった比較的軽い処理は、快適とは言えないまでも可能です。低速モードをうまく使うことによって、料金を抑えることも可能です。

なお契約の通信量を使い切った場合は、追加をしない限り、低速モードに固定され、最大300kbpsに固定されます。

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家族で使うと安くなる

家族で同一のmio IDで契約した回線を使うと、様々なメリットがあります。

一つのmio IDで10回線まで契約できます。また支払いを分ける等はできません。

なお一人で複数回線契約しても、以下の特典は受けられます。

家族間でギガを分け合える

同一のmio IDで契約された回線間では、ギガをシェアすることができます。シェアの設定は月に何度でも可能で、料金も無料です。

これを使うと、家族内で、通信容量が足りなくなった回線に、データ容量に余裕のある回線からギガを分けることができます。つまり家族全体で十分な通信容量を契約しておけば、普段あまり使わない人の回線は、通信容量の小さい契約でも問題なくなります。これをうまく使うと、より安く、便利に使うことができます。

家族間通話は、20%OFFに(ファミリー通話割引)

同一のmio IDで契約された回線間の通話は、税込8.8円/30秒と他の通話と比べ20%OFFとなります。

家族割引(2024年10月~)

MVNOでは非常に珍しいことですが、IIJmioで、家族割引が始まります。

同一のmio IDで複数回線を契約すると、すべての回線契約が100円割引されます。

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ドコモ回線とau回線が選べる

ドコモもauも大手通信企業で全国をカバーしていますが、場所によっては、ドコモの方が電波が良かったり、auの方がよかったりする場合もあります。IIJmioならば、ドコモ回線を利用したタイプDとau回線を利用したタイプauが選択できます。

またお使いのスマートフォンをそのままIIJmioで使う場合ですが、スマートフォンによっては、購入先の通信会社に使えるBand(周波数)に最適化されています。その場合、ドコモで購入したスマートフォンはドコモ回線を利用したタイプD、auで購入したスマートフォンはau回線を利用したタイプAが便利です。

もっとも最近各通信会社で販売されているスマートフォンであっても、他社で使用している主要Bandにも対応している場合が多いですが、同じモデル名であっても、通信会社によって細かい仕様が異なっている場合が多く、使用用途によっては、不便なこともあります。

ドコモ回線かau回線かを選べるのはよいことです。

なおiPhoneやGoogle Pixelは、どの通信会社で販売されているものも、全く同じものですので、タイプDとタイプAかは、使用環境による電波状況や、好みで選んで問題ありません。

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データ通信専用SIMが選べる

IIJmioは、音声通話の機能がないデータ通信専用のSIMが用意されています。

音声通話SIMより、安く設定され、通信容量に応じ細かく設定されており、使いやすくなっています。

データ専用SIMの使い道は様々です。

ひとつは音声通話の必要がないタブレットやパソコンに搭載することです。

もうひとつの有効な使い方として、現在販売されているスマートフォンの多くは、nanoSIM(物理SIM)とeSIMの2つを使えるようになっています、そこで、一方にメインとなる音声SIMを搭載し、片方に安いデータ通信SIMを搭載して、通信は安いデータSIMを使うことにより、全体のコストを下げることができます。

IIJmioは、スマートフォンを安く買える

IIJmioは、キャンペーンを良くしており、スマートフォンが安く買えることがありますので、チェックするといいでしょう。

IIJmio端末ラインナップはこちら

IIJmioはキャンペーンが多く、料金が割引されることも

キャンペーン内容は、月に一度程度で変更されることが多いのでチェックするといいでしょう。

現在行われているキャンペーンは、以下の通り(2024/9/04現在)

6か月5ギガ増量
対象プラン)5GBプランから20GBプラン

月額料金400円割引 6か月
対象プラン)30GBプランから50GBプラン

通話料定額オプション割引 6か月
5分定額無料 その他は500円引き

有効期限:2024年10月30日

最新キャンペーンはこちら

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IIJmioの良くない点

特にピーク時に速度が下がる

IIJmioに限らずMVNO全体に言えることですが、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルやそのサブブランドであるワイモバイルやUQモバイルと比較すると、全体的に速度は遅く、平日昼間のオフィス街などスマホ使用者が集中するピーク時は、特に速度が落ちます。

IIJmioは、MVNOの中では、かなりましな方なのですが、それでも時にかなり遅くなることもあります。

ピーク時でも快適な速度でというのであれば、ワイモバイルや、楽天モバイルの方が満足度は高いかと思います。

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初期費用がかかる

3大キャリアやそのサブブランドなど店舗で契約すると契約事務手数料がかかりますが、オンラインショップで契約すると、契約事務手数料が無料となり、一切の初期費用がかかりません。

しかし、IIJmioの場合、オンラインで手続きしても初期費用がかかります。ただし、これはIIJmioだけでなく、MVNOはすべて初期費用がかかります。

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IIJmio 音声SIMの料金

IIJmioの料金は、事前に使用する通信量(ギガ)を決めて、契約し、月額の料金が決まります。

契約のギガを超過した場合は、有料でギガを追加することもできます。

タイプDとタイプA

IIJmioは、ドコモの回線を使ったサービスと、auの回線を使ったサービスの2つサービスを展開しています。タイプDはドコモ、タイプAはauの回線を使ったサービスとなります。

ユーザーは、タイプD又はタイプAのどちらかを選択して契約する必要があります。

タイプDとタイプAは、基本的な料金は同じですが、オプションや初期費用の金額や内容が異なっています。以下記載がない場合は、(タイプD、タイプA共通です)

音声SIM ギガプラン

ギガ容量月額料金(税込)
2GB850円
5GB990円
10GB1,500円
15GB1,800円
20GB2,000円
30GB2,700円
40GB3,300円
50GB3,900円

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通話オプション


月額料金(税込)
通話定額5分500円
通話定額10分700円
かけ放題1,400円

初期費用

IIJmioの場合、加入の際に、初期費用とSIM発行手数料が必要です。オンラインからの申し込みであっても、免除されません。

タイプDタイプAデータeSIM
初期費用3.300円3.300円
SIMカードの場合
発行手数料
433.4円446.6円
eSIMカードの場合
発行手数料
220円220円

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データSIM料金

通話が不要の場合、データ専用のプランも用意されています。

データeSIM(ドコモ)データSIM(ドコモ)SMS付データSIM
2G440円740円820円
5G660円900円970円
10G1,100円1,400円1,470円
15G1,430円1,730円1,780円
20G1,650円1,950円1,980円
30G2,340円2,640円2,680円
40G2,940円3,240円3,280円
50G3,540円3,840円3,880

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まとめ

IIJmioは、MVNO(格安SIM)の中では、老舗で、安定したサービスが提供され、料金が安い格安SIMです。

通話料が他社の半額と安いのも魅力です。

IIJmioはキャンペーンも多く、スマートフォンを安く購入できるので、スマートフォンを買い替えたい方はチェックしてみるといいでしょう。

また格安SIMとしては珍しく家族割引があり、デーやシェアや割引など、家族一緒で乗り換えるにはお得なサービスです。

 

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