個人で荷物を送るとなると、ゆうパック、ヤマト運輸の宅急便が選択肢になります。ゆうパックは、全国にある郵便局とローソンで発送することができます。宅急便はヤマト運輸の営業所で発送できるほかに、ファミリーマートやセブンイレブンとコンビニと提携してるので、使い勝手がいいです。
最近宅急便をたくさん送る機会があったので、できるだけ送料を安くする方法を探してみました。
個人でも、よく宅急便を利用する人がいると思いますので、参考にしてください。
クロネコメンバー割引
ヤマト運輸には、クロネコメンバーズという会員制度があります。
入会金や会費等は不要で、ヤマト運輸のホームページから申し込みをするだけで簡単に入会することができます。
クロネコメンバースになると、宅急便の伝票がネット上で作成できたり、集荷の依頼や、発送した荷物の配送状況を簡単にみれたりといろいろなメリットがあります
クロネコメンバーズの特典に、クロネコメンバー割というのがあります。これは、クロネコメンバーズ会員に発行されるクロネコメンバーズ電子マネーカードで支払うと、宅急便の料金が、正規料金から10%から15%割引になります。
クロネコメンバーズ電子マネーカードは、nanaco・楽天Edy・WAONのいずれかのマークついたカードですが、少し特殊で、edy等の一般の電子マネーとヤマト運輸でしか利用できない専用の電子マネーの2つが搭載されています。注意すべき点は、割引対象になるのは、ヤマト運輸専用の電子マネーで支払った場合のみということです。ヤマト運輸専用の電子マネーへの入金は、その他の加盟店では行えず、ヤマトの配達員や営業所でチャージしてもらう必要があります。
割引率は、5000円以上のチャージで10%割引、50000円以上のチャージで15%の割引です。毎回チャージする必要はなく、1回チャージすれば、その残額の範囲内で、割引になります。
持ち込み割引
宅急便は、コンビニや営業所に持ち込むと100円の持ち込み割引があります。
クロネコメンバーズに入っていると、コンビニへの持ち込みは、一般と同じ100円割引ですが、ヤマト運輸の営業所に持ち込むと、150円に割引額が増えます。
デジタル割引
宅急便の発送には配送情報等を記入した伝票が必要です。手書きで紙の伝票を記入する方が多いと思うのですが、手書きを含め3つの方法があります。
①紙の伝票に手書き
手書き用の各種送り状を、ヤマト運輸直営店・コンビニ・取扱店で入手することができます。集荷時にセールスドライバーに記入用の伝票を持ってきてもらうこともできます。またクロネコメンバーズであれば、「らくらく送り状発行サービス」を利用し、Web、アプリ(iphone用)、Lineから送付情報をご自宅へお届けします。あらかじめ内容を印字してお届けする「宅急便送り状印字サービス」もご利用いただけます。
②自宅のパソコンで印刷する
クロネコメンバーズであれば、インターネットにつながったパソコンとプリンタがあれば、「自宅で送り状発行」を使ってご自宅で宅急便の送り状を作れます。「自宅で送り状発行」はクロネコメンバーズのページから、入れます。必要事項を記入した後、自宅のパソコンで印刷し、指示に従って荷物に貼り付けます。この場合、デジタル割引として、50円の割引になります。
③ヤマト運輸直営店で印刷する
「らくらく送り状発行サービス」を使って。ヤマト運輸直営店内にある「ネコピット」で印刷します。Web、アプリ、Lineから利用することができます。この場合、デジタル割引として、50円の割引になります。
同一送り先複数割引サービス
同じ宛先に同時に複数の荷物を発送する場合、100円割引になります。
割引例
東京から大阪に60サイズの宅急便を送る場合、営業所持ち込み(150円割引)、らくらく送り状発行でデジタル割(50円)、クロネコメンバーズ割(10%)を使った場合、通常 1,015 円が714円で送れることになります。
割引としては、かなり大きいと思います。
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